出版社内容情報
20世紀の歴史的・社会的現実と苦闘して形成されながらも,今日の世界を覆う新しい事態にゆらぐ社会科学.その全体像を描きながら社会科学の新しいパラダイムを提唱する本講座は,混迷する現代世界の諸問題を解明する.
目次
1 制度としての知/権力としての知
2 日本社会科学の知的環境―「近代化」とその後
3 社会的効果から見た日本の社会科学
4 社会科学の消費者たち
5 研究メディアの革新と社会科学の現場
6 シンクタンクの思想
7 日本のインヴィジブル・カレッジ―対談・論争・書評・編集者
8 政策的意思決定と社会科学