出版社内容情報
中国・韓国企業との熾烈な競争の中で、日本企業が苦戦している原因に迫り、打開策を示す。
内容説明
中国・韓国企業とのグローバル競争の中で、日本企業がこれほど苦戦しているのはいったいなぜか。三か国企業の製品開発の実際、製品開発過程における知識創造・移転を担うエンジニアの人材マネジメントとエンジニア個人の行動やコミュニケーションのあり方が生産性に及ぼす影響などを、詳細に国際比較することで、日本企業再生のために何がなされるべきかを問う。
目次
序章 製品アーキテクチャと人材マネジメントをなぜ問題にするか
第1章 製品アーキテクチャと企業内コーディネーション―理論と実証
第2章 製品アーキテクチャと人材マネジメント―企業レベルでの日中韓比較
第3章 製品開発プロセスにおける問題発生と解決行動―エンジニア個人レベルでの日中韓比較
第4章 製品開発におけるアイデア創出、コンセプト策定、および人材マネジメント―企業レベルでの日中韓比較
第5章 製品開発における上流工程管理と人材マネジメント―開発成果に対する効果の検証
第6章 企業内コミュニケーション・ネットワークが生産性に及ぼす効果―ウェアラブルセンサを用いた定量的評価
終章 日本は、日本企業はどうすべきなのか
著者等紹介
都留康[ツルツヨシ]
1982年一橋大学大学院経済学研究科単位取得退学(経済学博士)。同年一橋大学経済研究所経済研究所専任講師、85年同助教授、95年同教授。専攻は人事経済学、人材マネジメント、労働経済学。2005‐06年カリフォルニア大学バークレー校経済学部フリーマン招聘教授。“Incentives and Gaming in a Nonlinear Compensation Scheme:Evidence from North American Auto Dealership Transaction Data,”Evidence‐based HRM,Vol.3,Issue 3,2015(共著、Emerald Literati Networkより優秀論文賞受賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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