出版社内容情報
人への接し方がわからない子どもが増えている今、犬が学校を訪問する「ふれあい授業」や動物への読み聞かせが注目を集めている。小学校での授業の実践方法、その後の子どもの変化を米国での最新状況とともに活写。
内容説明
人への接し方がわからない子どもが増えているいま、犬が学校を訪問する「ふれあい授業」や動物への読み聞かせが注目を集めている。日本の小学校での授業の実践方法、その後の子どもの変化を、米国での最新状況を交えて活写する。
目次
1 日本の小学校での実践(子どもたちと犬との「ふれあい授業」;R・E・A・Dプログラム;子どもたちの心を育む動物たち)
2 「人と動物の絆」を生かしたアメリカの実践(他者への共感力やコミュニケーション能力を磨く―介助犬訓練というレッスン;自分より弱いものを思いやる心を育む―グリーン・チムニーズの教育;苦手だったこと、関心がなかったことにも前向きに―アメリカのR・E・A・Dプログラム)
著者等紹介
柴内裕子[シバナイヒロコ]
1935年生まれ。日本大学農獣医学部獣医学科を卒業。1963年に東京赤坂に赤坂獣医科病院(現赤坂動物病院)を開設、院長として現在にいたる。1986年に日本動物病院協会(現公益社団法人日本動物病院福祉協会)の第4代会長として、人と動物のふれあい活動CAPP(Companion Animal Partnership Program)をスタートさせ、初代委員長となる。病院、高齢者施設、小学校などを動物とともに訪問し、人と動物とのふれあい活動や動物介在教育を実践している
大塚敦子[オオツカアツコ]
1960年生まれ。上智大学文学部卒業。国際紛争報道を経て、死と向きあう人々、紛争後の社会や刑務所などで、人と自然や動物との絆がもたらす癒しなどをテーマに取材。『いのちの贈りもの』(岩波書店)で準太陽賞、『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。