内容説明
教育格差の拡大を食いとめる手だては何か?改革を推し進める原動力は、教師の間の競争か、支え合いか?全国に知られる「教育改革のまち」の7年間を問う。
目次
1 犬山の教育改革とシステム評価(犬山の教育改革の軌跡/「学びの学校づくり」)
2 質問紙調査の分析(「学び合い」の評価が浮かび上がらせたもの;「学び合い」型授業の効果;教師たちは改革をどのように受け止めたのか;保護者は改革をどのように受け止めたのか)
3 評価プロジェクトと教育改革(教育改革を評価することの意味;現代の教育改革の潮流と犬山の教育改革)
犬山市の教育が目指すもの(犬山市長・石田芳弘;犬山市教育委員会・瀬見井 久;研究代表 苅谷剛彦)
著者等紹介
苅谷剛彦[カリヤタケヒコ]
東京大学大学院教育学研究科教授(教育社会学)
安藤理[アンドウサトル]
東京大学大学院教育学研究科博士課程(教育社会学)
内田良[ウチダリョウ]
愛知教育大学教育学部講師(教育社会学)
清水睦美[シミズムツミ]
東京理科大学理工学部助教授(学校臨床学)
藤田武志[フジタタケシ]
上越教育大学学校教育学部助教授(教育社会学)
堀健志[ホリタケシ]
東京大学基礎学力開発センター(教育社会学)
松田洋介[マツダヨウスケ]
滋賀県立大学人間文化学部講師(教育社会学)
山田哲也[ヤマダテツヤ]
宮城教育大学教育学部助教授(教育社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。