出版社内容情報
「政府の行為による戦争」を否定した憲法に明確に違反する有事(=戦時)法制のはらむ様々な問題点-基本的人権の侵害や地方自治の否定,情報・報道統制など-を詳細に検証し,新しい「国家総動員法」に対する警鐘を鳴らす.
目次
動きだした有事法制
有事法制とは何か―組み替えられる国家システム
なぜいま有事法制なのか
私たちにできることは何か
付録 武力攻撃事態法案
著者等紹介
前田哲男[マエダテツオ]
1938年生まれ。ジャーナリストを経て、現在、東京国際大学国際関係学部教授。専門は軍事・安全保障論
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