出版社内容情報
バブル崩壊後，国家主義的歴史観が急速に頭をもたげてきた．それは，自らを「自由主義史観」と名乗り，戦後の歴史研究を「自虐史観」として批判する．なぜそのような歴史認識が登場したのか．歴史とは何かを改めて問う．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさえ
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執筆当時の日本の状況に、1930年代と通底する不吉なものを感じるという著者。それが杞憂で終わるように、私たち一人ひとりが自分の頭でしっかりと考え抜いた史観を持たなければならない。2008/07/19
悸村成一
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読了106冊め。3刷8月。2021/11/17
