岩波アート・ライブラリー
ファン・ゴッホ アルルの悲劇

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  • サイズ A4判/ページ数 129p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784000089838
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0371

出版社内容情報

≪向日葵≫や≪星月夜≫など数々の傑作が生み出されたファン・ゴッホのアルル時代。ゴーギャンとの共同生活、耳切事件を経て入院にいたる激動の1年あまりを、ファン・ゴッホ芸術の展開とともに丁寧にあとづける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

66
マハさんの「たゆたえども沈まず」を読んでゴッホの画集が見たくて手に取りました。そういう人多そう(笑)作中に出てきた作品に歓喜して、作品で語られなかった部分にうなって読み終えました。タンギー爺さんの肖像は作品読んだ後だとめっちゃ親近感が。ゴッホに興味を持たせてくれたマハさんに感謝。2018/02/20

ピンクピンクピンク

10
『たゆたえども沈まず』の余韻で手に取りました。アルル滞在期約15ヶ月、200の油彩画と100を超える水彩とデッサンが生み出された期間。ゴッホの残した手紙を参考に辿ります。創作に寂しさに狂気にと、濃ゆいです。図版されている中セレクトすると『ピンク色の桃の木』のスケッチ、『ウジェーヌ・ボックの肖像』、そしてやはり『ローヌ川の星月夜』かな。「実際よりも魂を引き出して描く」ゴッホを観るのに心掛けてみようと思います。2020/07/02

5
残念ながら読みやすいとは言い難い本。絵と文がもっと近い存在になっていたらいいのに。情報が捉えにくい。良い点は、手紙や書簡などからの引用が多い点。引用部分はゴッホ自身の感じていたことに近いだろうと、中心に読んだ。「絵を描いたり商売をするよりも子供をつくるほうが」よいと考えていたこともあったようで、また弟テオともずっと良好な関係であったわけでもないらしく、発見はあった。2013/05/10

遠藤三春

2
ゴッホの生涯。日本との縁はよく知っていたけど、彼の最期を知らなかった。表紙の自画像の包帯の意味も。2013/10/09

羊の国のひつじ

1
弟のテオがいい人すぎる。芸術家は最期に精神的に病む人が多いと聞いたことあるけど、「絵を描く」という行為で社会に貢献できなかったら自分の生きる価値がないと思ってしまうのかな。2014/02/09

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