出版社内容情報
17~18世紀の西欧では,従来の秩序と安定を志向する古典主義を脱却し,光と闇のコントラスト,ドラマ性,装飾性を追求するバロック芸術が展開し,やがて軽妙華麗な洗練を加え典雅さと世俗的感性のロココへ変容した.
目次
「聖マタイの召命」カラヴァッジオ
「聖マルティヌスと乞食」エル・グレコ
「宮廷の侍女たち」ベラスケス
「乞食の子ども」ムリリョ
「壷のなかの花」ヤン・ブリューゲル
「エレーヌ・フールマンと子どもたち」ルーベンス
「チャールズ1世の肖像」ヴァン・ダイク
「キリスト降誕」ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
「農民の家族」ルイ・ル・ナン
「アルカディアの牧人」プッサン〔ほか〕