17・18世紀大旅行記叢書
新大陸赤道地方紀行〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 532,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000088510
  • NDC分類 296.09
  • Cコード C0322

出版社内容情報

17.18世紀ヨーロッパには,地球全体をくまなく知り尽くそうとする新しい航海・旅行者が輩出し,「発見」はヨーロッパの独占事業となってゆく.本叢書は海賊,布教者,放浪の元東インド会社職員,国境を越えて活動する自然探究者など多彩な書き手による個性的な作品を収録,第I期と併せて世界史上の独自な運動の実態に迫る.

目次

エスメラルダからグアビアレ川合流点までのオリノコ川上流―アトゥレスおよびマイプレス急流地帯の二回目の通過―アプレ川流入点とスペイン領ギアナの州都、アンゴストゥラとの間のオリノコ川下流
リャノス・デル・パオあるいはベネズエラ平原(ステップ)東部―カリブ族の布教村―ヌエバ・バルセロナ、クマナ、アラヤでの最後の滞在
ベネズエラ連合州の政治状況―領土の面積―人口―自然の産物―海外交易―コロンビア共和国を構成する諸州との交流
ベネズエラ沿岸からハバナへ―新大陸の住民と比較したアンティル諸島の住民の概観。その人種の多様性、個人的自由、言語および信仰について
キューバ島に関する政治的試論―ハバナ―グアナバコアの丘陵地帯と地学的見地によるその考察―ロス・グイネスの谷―バタバノおよびラ・トリニダード港―王と王妃の庭
トリニダード・デ・クーバからリオ・シヌまで―カルタヘナ・デ・インディアス―トゥルバコの泥火山―マアテスの運河

著者等紹介

ヴァイグル,エンゲルハルト[ヴァイグル,エンゲルハルト][Weigl,Engelhard]
1943年生。ハンブルク大学Ph.D(ドイツ文学)アデレード大学ヨーロッパ研究科教授

大野英二郎[オオノエイジロウ]
1953年生。東京大学文学部仏語仏文学科卒。パリ第八大学第三課程博士号取得。フェリス女学院大学教授。フランス文学・思想専攻

荒木善太[アラキゼンタ]
1960年生。東京大学文学部仏語仏文学科卒。同大学大学院人文科学研究科博士号(文学)取得。青山学院大学助教授。フランス文学専攻
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

999

2
面白かった。終わった。長かった。3巻構成でおよそ2年かけて読み終えた。達成感のような物さえある。内容は多岐にわたる。下巻は奴隷売買に断固反対している態度で様子が書かれている。倫理観からの反対もあるかもしれないが未発展の文明の妨げになっている、という事が書かれていた。旅の始まりが好きだからか上巻が一番好きだったかもしれない。2020/03/07

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