出版社内容情報
初学者にとってつかみにくい物理の「カンどころ」を伝える,物理学の入門シリーズ.明快な解説で定評のある著者が全巻を書き下ろします.普通の教科書には見られない学習のコツやポイントを満載しました.
内容説明
量子力学という、現代物理学の中心課題に踏み込んでいきます。でも恐れることはありません。まず、いまでは誰でも知っている原子の構造を、物理学者はどのようにして知ったのか、それにともなって量子力学がどのようにつくられていったのかをお話いたします。
目次
1 電子の発見
2 原子の振動子モデル
3 原子の太陽系型モデル
4 量子力学へのあゆみ
5 シュレーディンガーの方程式
6 重み合わせの原理
7 運動の法則
8 同種粒子からなる体系
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
御光堂
3
易しめの量子力学の教科書だけど、前期量子論に少しページを割き過ぎかな。シュレーディンガー方程式が出てきてようやく本格的な量子力学の解説になるのが真ん中以降。運動量とエネルギーを微分演算子で置き換える量子化の手続きを、なぜこうなるのか分らないと素直に言っているのが興味深い。2018/08/22
しろっこー
1
まぁまた読み直す...2013/07/18
コウヘイ
0
量子力学についてわかりやすく書かれていたが、実際の問題を解くにはあまり役に立たなかった。2016/12/15
とむ
0
分かりやすいと思う。数式のみならず文章もしっかり読むと重要な考え方が分かったりする。2016/01/09