出版社内容情報
有限の手段を無限に用いることによって無数の言語表現を作り出す人間精神の働きこそが言語の本質であると指摘したフンボルト、行動主義心理学に基づく言語研究を徹底的に批判し、心・脳がもつ内在的言語能力の研究としての言語学を提唱したチョムスキー、言語の生物学的研究に関する総合的枠組みを提示したレネバーグを取り上げる。
内容説明
有限の手段を無限に用いることによって無数の言語表現を作り出す人間精神の働きこそが言語の本質であると指摘したフンボルト、行動主義心理学に基づく言語研究を徹底的に批判し、心・脳がもつ内在的言語能力の研究としての言語学を提唱したチョムスキー、言語の生物学的研究に関する総合的枠組みを提示したレネバーグを取り上げる。
目次
人間の言語構造の多様性と人類の精神的発展におよぼすその影響について(ヴィルヘルム・フォン・フンボルト)
書評 B・F・スキナー『言語行動』(ノーム・チョムスキー)
言語発達の生物学的理論を目指して(エリック・H.レネバーグ)
著者等紹介
福井直樹[フクイナオキ]
上智大学大学院言語科学研究科教授。専門は認知科学、理論言語学
渡辺明[ワタナベアキラ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は理論言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- カズオ・イシグロの世界