出版社内容情報
物理学の基本科目を全10冊にまとめたシリーズ.いずれも基礎を懇切丁寧にわかりやすく説明した,コンパクトでハンディな軽装版.理工系の教養課程,および理工系諸学科の学生のテキスト・参考書として最適.
内容説明
物理学のいたる所で現れる振動と波動を系統的に解説した入門書。力学、電磁気学、光学、量子論などの振動・波動現象を、豊富な具体例を通して懇切に説き明かすとともに、数学的な取扱いに習熟できるよう偏微分、フーリエ解析、ベクトル解析などについても丁寧な解説を与えた。大学初年級の教科書・参考書として最適である。
目次
第1章 簡単な振動
第2章 多自由度の振動
第3章 1次元の波
第4章 連続体を伝わる波
第5章 電磁波
第6章 波の干渉と回折
第7章 分散性媒質を伝わる波と群速度
第8章 波動性と粒子性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
6
調和振動子、音波、水の波、電磁波、おまけに量子力学という内容で、力学や流体力学、電磁気学等で何かしら学んだことがあるものがまとめられている感じです。波動ということで大学で学ぶことはなかった気がしますのでちょっと新鮮でした。高校で学習する反射、屈折、回折などの内容が波動関数の方から解説されてます。2021/03/14
こずえ
0
振動・波動をパパっとやる上ではよいと思う。しかしこれだけで理解ができるわけではない人も多いらしい
あざらしあとむ
0
パッと見、見づらいという印象。波動ならこれ、という感じではない。
海賊@chiri
0
物理学一通り勉強していればおさらい的な感じで読める。ただ、入門には不向き、数式無視して読み飛ばし読めば振動、波動の外観がさらえるでしょう。 2013/01/09
さわら
0
まとまっているが、正直難しい。