岩波科学ライブラリー
免疫をもつコンピュータ―生命に倣うネットワークセキュリティ

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  • サイズ B6判/ページ数 108,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000074612
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0304

内容説明

生物のもつ免疫は、さまざまな抗体によって未知の病原体にもあるていど対応し、さらには一度感染した病原体には二度と感染しないという優れた防御システムである。これをコンピュータウイルス対策に応用できないだろうか。あいつぐ情報流出などで日々世間を騒がせるウイルスに先手を打つ画期的セキュリティシステムを提案する。

目次

1 コンピュータが免疫系をもつとどうなるか?
2 免疫系とコンピュータセキュリティ
3 免疫系に基づくセキュリティシステム
4 免疫系セキュリティの今後の展望

著者等紹介

溝口文雄[ミゾグチフミオ]
1941年生まれ。1968年東京理科大学大学院修士課程修了。東京理科大学理工学部経営工学科教授。(株)ウィズダムテック取締役。工学博士

西山裕之[ニシヤマヒロユキ]
1969年生まれ。2000年東京理科大学大学院工学研究科経営工学専攻博士課程修了。東京理科大学理工学部経営工学科助手。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

2
ふむ2023/02/21

nchiba

1
「非自己」を認識して異物を排除するという考え方でコンピューターシステムやネットワークを守ろうという発想。「非自己」認定すると免疫ネットワークシステムがネットワーク全体にたいして排除指令を出すというのがミソ。B細胞とかT細胞を模した形でシステムの「健康」を守るというのは面白い。セキュリティが程度自律的なものになっていく可能性がみえて面白かった。2010/10/27

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