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ワイド版岩波文庫
平家物語〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 419,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000073035
  • NDC分類 913.434
  • Cコード C0395

内容説明

後白河法皇は平家と和戦両様の構え(巻十)、義経軍が屋島の平家を急襲、さらに壇ノ浦の海戦で平家を滅ぼす(巻十一)、後白河死去、頼朝は平家の残党を掃討し、意に背いた義経を追う(巻十二)、さらに、清盛の娘建礼門院の生涯を描いた「潅頂巻」を付して完結。

目次

巻第十(首渡;内裏女房 ほか)
巻第十一(逆櫓;勝浦 ほか)
巻第十二(大地震;紺掻之沙汰 ほか)
潅頂巻(女院出家;大原入 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagoyan

2
秀。巻第十から巻第十二そして、あの大原御幸の灌頂巻まで。巻十。小松三位中将維盛の妻は京に隠れていた。「三位中将が捕えられた」と聞き不安になり。本三位中将重衡と知って安堵するが、今度は獄門にかかっていないかと不安になる。維盛は高野山に入り出家し熊野詣を済ませて入水する。巻十一、義経は梶原景時と対立しつつも八島を急襲。平家を壇ノ浦へ追い落とす。那須与一の挿話にみるように義経にはどうも粗暴な「東夷」という印象をもつ。義経に追い立てられた平家は壇ノ浦のおいて幼い主上、神器とともに西海に没する。英雄能登守教経、新中2011/06/27

はまい

0
平家に虐げられた人々の嘆きが物語前半に、後半はその報いに阿鼻叫喚する平家の苦しみが描かれている。因果応報、自業自得とは言え、読んでいて不憫。結局は源平の縄張り争い。物語には出て来ない、一般人の方は大変だったんだろうな。現世の望みが無くなり、出家し祈って暮らしますという生活に憧れ。やっぱり一般人には無理な話である。副将被斬、能登殿の最期、の章が好き。能登殿は強かった。梶原景時にはめられ失脚した義経。壇ノ浦直前の大事なときに二人で喧嘩になりそうになり、部下に押しとどめられる場面が現代でもお馴染みで苦笑いする。2016/02/22

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