ワイド版岩波文庫
西田幾多郎随筆集

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000072427
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0310

出版社内容情報

平凡な日常の生活が何であるかを最も深くつかむことによって最も深い哲学が生まれるのである―随筆と日記・書簡から細心に選ばれた諸篇によって,人間西田の内奥の声が響く.

内容説明

京大退職のおり西田幾多郎は生涯を顧みて記した、教室の「黒板に向って一回転した」といえば私の伝記は尽きるのだ、と。この一句にはどれほどの人生の内実がこめられているのか。『思索と体験』以後のエッセイから選ばれた諸篇、細心に抄出された日記・書簡・寸言が切々とそれを語り伝える。人間西田の哀切極りない内奥の声が響く。

目次

1 思い出
2 追憶と追悼
3 思想
4 随想
5 歌と詩
6 日記抄
7 書簡抄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a075

1
京都学派、西田哲学がさっぱりなんだかわかんない感じなので読みやすい随筆集を読んでみた。西田幾多郎が友人に宛てた手紙や寄稿をまとめたもの。友人や教え子や子供をまっすぐな言葉で絶賛している。後半の日記には京都の情景が出てきて筆者の後ろ姿が浮かぶよう。2009/07/27

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