出版社内容情報
弟に毒殺された王の亡霊が王子ハムレットに真相を告げ復讐を迫る．苦悩しながらも復讐を遂げ，自らも毒刃に倒れるハムレット－世界中で愛読され上演されてきた代表作．
内容説明
弟に毒殺されたデンマーク王の亡霊が王子ハムレットに真相を告げ復讐を迫る。苦悩しながらも復讐を遂げ、自らも毒刃に倒れるハムレット―古くから伝わる復讐譚が、精妙な劇的構造のもとに近代的な心理悲劇に生れ変わった。世界中で愛読され繰り返し上演されてきた、詩人の代表作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanata
14
四大悲劇を読むと決めてのラストは「ハムレット」。有名な台詞のある作品。蜷川演出・藤原竜也主演のものを放映で観たことはあるが、長い。解説も重厚で様々な面から捉えているが、まずは本文をおろそかにしないように読もうと心掛けた。訳出にあたって訳者はウィルソンの版を底本としたが、ほかの校訂本を参考にしているとのことである。まず思ったことは、オフィーリアの気持ちについてあまりに描かれなさ過ぎたこと。不倫の末再婚した王妃の仕草はあくまで無垢だし、先王も彼女にはめったなことをするなと亡霊の姿で息子に告げる。2018/03/18
Radwynn
2
BBC『Hamlet』(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー／デイヴィッド・テナント)鑑賞、原作も合わせて読了（久々に再読）2013/05/01
ぼみ
0
とりあえず図書館にあるものを借りてしまったけど、解説などを見ながら読み進めていったので、かなり時間がかかった。しかもシェイクスピアを読み慣れていないこともあり、なかなか読みづらく…Q1から読むべきだったかも。それでも、終盤になるにつれてどんどん引き込まれた。2016/12/15
衣凪
0
近々ハムレットの舞台を観るので、下調べのつもりで読む。当時の時代背景による表現や引用などは注釈を読んでも、難しいところがあったが、ぐっと世界に引き込まれた。一読で全てが理解できるものではないと思うので、あらすじを知るには良かった。他のハムレットも読んでみたい。2015/02/24
透馬なごみ
0
個人的に有川浩作品でもう一つのシアターを読んでたので台本風はいける！と思ってたのですが、どうも無理でした。シェイクスピアは断念しそうでした。多分もう本では読みません。映画やシェイクスピアの作品を題材に描かれてるものを積極的に読んだり、みたりしようかなと思います。2013/05/04
-
- 和書
- 有機化学概説
