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ワイド版岩波文庫
方法序説

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  • サイズ B6判/ページ数 137p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000071802
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0310

内容説明

すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して到達した、思想の独立宣言である。近代精神の確立を告げ、今日の学問の基本的な準拠枠をなす新しい哲学の根本原理と方法が、ここに示される。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミエミル

18
★2.5 現代口語訳があればいいのに。よさがよくわからなかった、残念ながら。2018/03/06

Mori

17
内容以前に書かれ方が非常に個性的で、読みにくく、必要以上に難解に感じた。その中で、「我思う、ゆえに我あり」という名辞の背景に主体的な学びがあることに、デカルトの先見の明であったり、本質を見抜く力に感服した。再読は必須。2018/08/02

海恵 ふきる

10
文字が大きくなったからといって内容が簡単になるわけはないのだが、やわらかい訳文と100頁ちょっとという薄さのおかげで、かなり快適に読むことができた。 特に面白かったのは、理性が不決断である間に現実生活をどのように送るべきかという「道徳(モラル)」についての箇所だ。自分の信ずる真理のみを遂行していたら現実には対処しえないので、デカルトは「自分の国の法律と習慣に従うこと」をはじめとした極めて現実的な3つの道徳律に則ることを提示する。同時代にガリレオが糾弾されていることも、デカルトに影響を与えたのだろう。2021/04/01

kyao

6
哲学というのは様々な方向から吟味し確立していっているのだなと初めて知った。(学生時代、哲学は避けて通ってきたので全くの無知なんです。)逆説の文章が多く、あれどんなだっけ?と読み返すこと多々。正直きちんと理解できたかというと自信が無い。とても良いことを言っているのは確かなので必ず読み返したいと思う。「われ思う、ゆえにわれあり」2013/05/08

しんぺい

3
SBIの北尾吉孝CEOがすすめていたので読んでみたが、文章が読みにくいためか、全く記憶に残っていない。2013/04/22

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