出版社内容情報
易・書・詩・礼・春秋の五経の第一にあげられる古典で,周代に大成されたので周易ともいう.宇宙・人生のすべてを陰陽=爻(こう)の変化によって説明し予言する書物として,東洋思想の根幹をなす哲学書である.
内容説明
下巻には咸卦から未済にいたる三四卦を収め、巻末にいわゆる十翼のうちから「繋辞上伝」「繋辞下伝」「説卦伝」「序卦伝」「雑卦伝」の五篇を採録した。占筮のよりどころである卦爻辞や「繋辞伝」等で、天地自然および人間界のさまざまな変化のうちにひそむ不変の法則をよみとり、天地人の生々発展の神秘を予見しようとする哲学的思弁が展開される。
目次
周易下経―附彖伝・象伝
周易繋辞上伝
周易繋辞下伝
周易説卦伝
周易序卦伝
周易雑卦伝