ワイド版岩波文庫
歎異抄

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 94p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000070447
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C0315

出版社内容情報

親鸞の没後,弟子唯円が師の言葉をもとに編んだもので,難解な仏典仏語がなく,真宗の安心と他力本願の奥義が平易に説かれている.数多い仏教書の中でも,『歎異抄』の文言ほどわれわれに耳近いものはあるまい.

内容説明

数多い仏教書の中でも「いづれの行も及びがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし」といった『歎異抄』の文言ほどわれわれに耳近いものはあるまい。親鸞滅後,弟子唯円が師の言葉をもとに編んだもので難解な仏典仏語がなく、真宗の安心と他力本願の奥義が、和文によって平易に解かれている。段ごとに大意を付した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

subuta

0
見栄や権威を意識しだすと、不要な理屈をこねたり、関係者を選別したりして、外部の人間との関係が薄くなっていく。組織の種類に限らず、注意するべき問題だと思う。2017/09/04

わきが

0
現実に詰んだら、来世に期待するという生き方も一つの生き方なのではと、何ともへたれ思考で読んでみました。読んでいて、仏教はすごく現実的で実践的な宗教だったと思い出した。私のようなへたれ思考、唯円にとっては歎異でしかありません。他力だからこそ、積極性や覚悟が必要。原文は流し読みでしたが、不思議、専修という言葉が印象に残りました。言葉で何とも説明しにくいけれど、キリスト教は上下構造、仏教は丸い構造をしているなあと思いました。2013/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/237259
  • ご注意事項

最近チェックした商品