内容説明
生生流転。地球内部のマグマから生まれた地殻は、物質が最も激しく、絶え間なく変化する場所である。侵食、運搬、堆積などによってその姿を変え、新しい物質が生みだされ、堆積物はやがて地層となり、変形・変成し、一部は再び地球の中へと戻っていく。『地殻の形成』に続き、地殻の基本過程と全体像を描き出す。
目次
1 地表の変貌とマスバランス
2 地層の形成
3 堆積物・堆積岩・鉱床
4 変成作用と変成岩
5 テクトニクスと造山運動
補章 地殻の形成と進化―まとめと展望
著者等紹介
平朝彦[タイラアサヒコ]
海洋研究開発機構理事
東垣[アズマワタル]
海洋研究開発機構地球深部探査センターセンター長
鹿園直建[シカゾノナオタツ]
慶應義塾大学理工学部教授
廣井美邦[ヒロイヨシクニ]
千葉大学大学院理学研究科教授
木村学[キムラガク]
東京大学大学院理学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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