出版社内容情報
ダイナミックに流転する物質とエネルギー。密接に相関する大気、海洋、地殻、マントル、生態系、そして人間活動。新たな地球観の核心となる「システム」という視点から、地球が安定に存在するための様々なしくみが見えてくる。
内容説明
地球を「システムとしてとらえる」とはいかなることか。その視点からどんな新しいことが見えてくるのか。ダイナミックに流転する物質とエネルギー。相互に密接に関係しあう大気、海洋、地殻、マントル、生態系、そして人間活動。地球を一つの惑星として安定に存在させる様々なしくみ。本シリーズの基本概念「地球システム」を紹介する。
目次
1 地球システム科学とは
2 地球システムにおける物質循環
3 地球システムにおける対流とエネルギーの流れ
4 気候システム
5 生態システム
6 地球システムの安定性
著者等紹介
鳥海光弘[トリウミミツヒロ]
東京大学大学院新領域創成科学研究科特任教授
田近英一[タジカエイイチ]
東京大学大学院理学系研究科准教授
吉田茂生[ヨシダシゲオ]
名古屋大学大学院環境学研究科准教授
住明正[スミアキマサ]
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構教授
和田英太郎[ワダエイタロウ]
海洋研究開発機構地球環境変動領域特任上席研究員
大河内直彦[オオコウチナオヒコ]
海洋研究開発機構海洋・極限環境生物圏領域プログラムディレクター
松井孝典[マツイタカフミ]
千葉工業大学惑星探査研究センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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