内容説明
力学は物理の考え方・論理を学ぶ基本である。大切なことの1つは、地上での物体の落下現象と太陽のまわりを地球がぐるぐる回転する現象とが同じ原理によることを理解すること。2つには、物体の運動が外部からの力によって決まるということである。本書では、速度・加速度からエネルギー保存則、そして円運動や相対運動までを扱う。
目次
1 速度と加速度
2 運動の法則
3 力のいろいろ
4 エネルギー保存則と運動量保存則
5 円運動と単振動
6 慣性系と非慣性系―重心系と相対運動
付録 近似式について
著者等紹介
和田純夫[ワダスミオ]
1949年千葉県生まれ。1977年東京大学大学院理学系研究科物理専攻了。現在、東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士(物理学)
大上雅史[オオガミマサシ]
1967年奈良県生まれ。1997年東京大学大学院理学系研究科物理専攻了。現在、塾講師、理学博士(物理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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