稲作伝来

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  • サイズ B5判/ページ数 180p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784000067904
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0321

内容説明

大陸から稲作が伝来することによって、日本列島にどのような変化がおきたのか。稲作とそれに関連した文化の波及の過程を追いながら、変化する村々、対立・共存の様子、縄文人と弥生人の融合、縄文文化と弥生文化の関わりを紹介する。水田、集落、墓から、祭祀、交易まで、最新の資料の基づいて、弥生の姿を具体的に復元する。

目次

1 アジア稲作の故郷から日本列島へ(列島最古の水稲農耕遺跡;東アジアにおける栽培稲の起源 ほか)
2 九州弥生文化の展開と交流(弥生時代のむら・まち―巨大遺跡群の登場;南島との交易 ほか)
3 水田稲作の波及―縄文人と弥生人の遭遇(稲作技術、瀬戸内へ;縄文世界との出会い ほか)
4 東日本農耕文化の形成と北方文化(再葬の世界;中部日本の初期農耕文化 ほか)
補遺 弥生時代の実年代をめぐって

著者等紹介

森岡秀人[モリオカヒデト]
1952年兵庫県生まれ。関西大学文学部史学科日本史専修課程卒業。芦屋市教育委員会文化財課主査

中園聡[ナカゾノサトル]
1964年福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。鹿児島国際大学国際文化学部教授。博士(文学)

設楽博己[シタラヒロミ]
1956年群馬県生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史人類研究科単位取得退学。駒沢大学文学部助教授
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