現代物理学叢書
ゲージ場の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067546
  • NDC分類 421
  • Cコード C3342

出版社内容情報

自然界のすべての力を記述するゲージ場.その統一的な記述をめざし,ゲージ場の量子化,くり込みとくり込み群,対称性の自発的破れと量子的破れといった問題を,素粒子の実際的な問題と結びつけながら議論する.

内容説明

本書では、場の古典論および量子論における対称性の理論という観点に立って、ゲージ場の理論の統一的な記述を試みる。ゲージ場の量子化、くり込みとくり込み群、対称性の自発的破れと量子的破れ(アノマリー)といった諸問題を、素粒子論の実際の問題と結びつけながら議論した。カイラルなゲージ理論を一般化されたPauli‐Villars正則化で定義する試みを、補章を設けて紹介した。

目次

1 対称性とゲージ場の理論
2 量子電磁力学―Abel的ゲージ理論
3 Yang‐Mills場―非Abel的ゲージ理論
4 強い相互作用のゲージ理論―QCD
5 弱電磁相互作用の統一理論
6 曲がった空間における場の理論
7 量子異常
補章 一般化されたPauli‐Villars正則化

著者等紹介

藤川和男[フジカワカズオ]
1942年生まれ。1965年東京大学理学部物理学科卒業。現在、東京大学教授(大学院理学系研究科物理学専攻)
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