生命の起源はどこまでわかったか―深海と宇宙から迫る

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生命の起源はどこまでわかったか―深海と宇宙から迫る

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000062848
  • NDC分類 461.6
  • Cコード C0044

出版社内容情報

地球生命はいつどこでどのように生まれたか。自然発生説、宇宙飛来説などいまだ謎。その謎解きに果敢に挑む研究者たちが注目する深海と宇宙。まさに地と天の極限に何があるのか。意外な共通点から浮かびあがる原始生命の条件。〈4色刷〉

内容説明

生命の起源をめぐる混沌を読み解く決定版。それは深海と宇宙が鍵だった。

目次

第1章 深海に私たちのはじまりを探して(深海熱水活動域が生名の故郷といわれる理由;インド洋かいれいフィールドで初期生命生態系の生き残り「ハイパースライム」に出会った ほか)
第2章 地球生命はこうして生まれた(地球生命は、いつ、どこで、つくられていったのか;原始の海で生命の材料をつくったのは深海熱水噴出孔の発電現象か ほか)
第3章 宇宙の海に生命を探す(氷に覆われた土星の衛生エンケラドスがいま最も注目される理由;エンケラドスの氷の下に広がる海では熱水活動が起きている ほか)
第4章 特別座談会 私たちは宇宙に生命を探します(高井研×矢野創×田村元秀)
(天文学、太陽系探査科学、微生物学―三者三様の研究者の出会い;日本におけるアストロバイオロジーの系譜 ほか)
チャレンジャーコース的学術解説編 生命の起源研究7つの論点(このハードな解説編を始める前に;論点1 生命の定義 ほか)

著者等紹介

高井研[タカイケン]
海洋研究開発機構深海・地殻内生物圏研究分野分野長。1969年、京都府生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。博士(農学)。1997年、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)深海環境フロンティア研究員。海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラムプログラムディレクターなどを経て、2014年より現職。東京工業大学地球生命研究所フェローなどを兼任。専門は微生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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absinthe

137
面白い!。表紙から地球の海を想像していた。あのJAMSTECの高井さんの本でもあるし。しかし半分近くは宇宙の話しでもあり、エウロパやエンケラドスの話が登場する。しかも前から読みたかった生命の海洋起源説VS陸上起源説。もちろん高井さんが書いているから海洋説優勢だが。最新情報がてんこ盛りなのはうれしい。2018/06/06

夜長月🌙新潮部

77
地球上の生命がどこで誕生したかについては諸説ありますが著者は深海熱水活動域としています。この説が正しければ核が冷えていない天体に海があれば生命が存在する可能性があることになります。ハビタブルゾーンから外れて氷に覆われた土星の第二衛星エンケラドスも氷の層の下に海を持つことがわかっています。今、この海水を採取して生命を探る計画が進んでいます。2021/05/20

やいっち

42
研究は相当に進んでいるようだが、生命の起源に迫るには、まだまだ迂遠な道のりがあると感じた。 生命誕生の場、生命の起源について、宇宙(地球外)も含め、数知れぬ説があるが、本書では主に深海熱水説が説かれている。同時に、陸上温泉説も採り上げられている。後者は吾輩には初耳。  同時に、本書で強調されているのは、生命存続の可能性、あるいはリスクについてだった。  仮に生命が誕生しても、存続するのはかなり厳しいとか。  ますます、生命の誕生が稀有なことだと感じさせられた。それでも、誕生したのは間違いないのだ……が。2018/10/30

むくいぬ

23
海中で誕生したという生命の始祖に迫るドキュメンタリです。最先端の分析方法や、著者の貴重な体験に迫ります。研究者らしい確執や好奇心、そういったものも伝わってきます。地球の話だけかと思ったら、太陽系の惑星や衛星のお話も出てきます。壮大なお話で、半分ついていけない部分もあるのですが楽しかったです。2020/09/25

shinano

22
日を置いて近々にまた再読したい本★  ぼくにとっては大変に面白く、またもう少し詳しく知りたくなってくる内容です。  ぼくの好きな(ぼくの科学読書傾向)分野やこれから知っておきたい科学分野が総合的に読めるのが楽しい。 宇宙天体物理から太陽系誕生の科学は、惑星学(地球学もその特記分野)の中での岩石惑星のことから地球の地質・鉱物学が入ってくるし、鉱物学は熱と圧力そして酸化還元化学作用で大気や海洋の科学知識もいる。2018/06/20

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