出版社内容情報
宇宙から素粒子にいたるあらゆる存在を1つの原理から捉えようという統一理論.この究極の問題に人類はいかに挑んできたか.話題の超弦理論とはどんな理論か.一般向けに,数式を一つも用いずに書きおろした秀作.
内容説明
はるか遠方の銀河から始まって、太陽系、地球、人間を含めた諸々の物質、それらを造る分子原子、そして尋常な手段ではもはや見ることのできない極微の素粒子にいたるまで、この広大な宇宙にはあらゆる多様な存在とその運動の形式があります。これらを統一的に促えようとする人類の希求は、また長い物理学の歴史の底流ともいえましょう。アインシュタインが予見し、湯川や朝永が追い求めたこの究極の問題の本質に、本書はご案内します。
目次
第1章 宇宙の統一理論
第2章 天上と地上をつなぐ方程式
第3章 見えないものを見る
第4章 光への途
第5章 相対性と幾何学
第6章 ミクロの世界の統一言語
第7章 反物質の出現
第8章 素粒子と対称性
第9章 ゲージ原理と力の統一
第10章 物理は何をめざすのか
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