出版社内容情報
因果推論の基本的な考え方を図とことばで平易に説明し、シンプルな事例によりポイントを直感的なイメージで示す。推定結果の解釈・利用における注意点や質的研究との関連も丁寧に解説。数式はあまり得意でないが統計的因果推論の原理を理解したい初学者、分析対象のありようを深く研究したいと望む人に最適。
内容説明
因果推論の基本的な考え方を図とことばで平易に説明し、シンプルな事例によりポイントを直感的なイメージで示す。推定結果の解釈・利用における注意点や質的研究との関連も丁寧に解説。数式はあまり得意でないが統計的因果推論の原理を理解したい初学者、分析対象のありようを深く研究したいと望む人に最適。
目次
第1部 因果推論の基本的な考え方(因果と相関と「特性の分布の(アン)バランス」
どの特性を揃えるべきなのか―因果ダイアグラムとバックドア基準
因果推論、その(不)可能性の中心―潜在結果モデルと無作為化)
第2部 因果効果の推定手法(共変量に着目―層別化、マッチング、重回帰分析;「次元の呪い」の罠の外へ―傾向スコア法;共変量では調整できない、そんなとき―差の差法、回帰不連続デザイン;データの背後の構造を利用する―操作変数法、媒介変数法)
第3部 「因果効果」が意味することと、しないこと(“処置Tの効果”を揺るがすもの;エビデンスは棍棒ではない―「因果効果」の社会利用に向けて)
著者等紹介
林岳彦[ハヤシタケヒコ]
1974年長野県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。テネシー大学、産業技術総合研究所、国立環境研究所でのポスドクを経て、現在、国立環境研究所社会システム領域(経済・政策研究室)主幹研究員。専門は環境リスク学、環境統計学、進化生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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