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指数定理

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  • サイズ A5判/ページ数 534p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000054607
  • NDC分類 415.5
  • Cコード C3341

内容説明

アティア‐シンガーの指数定理は、楕円型線形微分作用素の指数が特性類を用いた位相不変量で表わされることを示した。それは一般次元のリーマン‐ロッホの定理、ヒルツェブルフの符号数定理を包括した形で定式化された。族の指数へと自然に拡張できる、位相的K理論を用いた直接的なアプローチを紹介する。あわせて、整数性定理など指数の本質を用いた応用例や、また群作用がある場合の4次元トポロジーへの応用などにも触れる。岩波講座「現代数学の展開」からの単行本。

目次

はじめに
多様体、ベクトル束、楕円型複体
指数とその局所化
指数の局所化の例
Laplace型作用素の固有関数の局所化
指数定理の定式化と証明
特性類
特性類と指数定理
K群と族の指数
K群と指数定理
指数の同境不変性と和公式
指数と指数定理の変種
指数定理の応用例
群作用のある場合の応用
奇数次元多様体の不変量

著者等紹介

古田幹雄[フルタミキオ]
1960年生まれ。1983年東京大学理学部数学科卒業。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。専攻は4次元位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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