出版社内容情報
ハミルトン・ラグランジュ力学を基礎原理とする一貫した方針のもとに,電磁気学の基礎から見通しよく解説する.後半ではプラズマ,物質中の電磁波の散乱,光ソリトンなどの基本概念を分かりやすくまとめている.
内容説明
本書では、電磁気学の基本法則はラグランジェの最小作用の原理とハミルトン力学から導かれるとの立場から電磁場の法則と現象を解説していく。アメリカでの研究・教育に長い経験をもつ著者ならではの明快な教科書。
目次
1 ハミルトン‐ラグランジュの力学
2 特殊相対性理論とローレンツの運動方程式
3 静電磁場中における荷電粒子の運動
4 荷電粒子の作る静電磁場
5 電磁波
6 連続体荷電粒子(プラズマ)の物理
7 プラズマ中の電磁波動
8 電磁波動の非線形現象