内容説明
生命保険数学を初めて勉強する学生・社会人を対象にした確率的アプローチによるテキスト。確率の応用分野として理論的・実務的な面白みも感じられるように配慮。確率過程を用いたモデルなど生命保険数学の広がりも紹介。
目次
利息の計算
確率の基礎
余命の確率分布
生命表
生命保険モデル
生命年金モデル
平準払純保険料
責任準備金(純保険料式)
連合生命モデル
多重脱退モデル
実務上の取り扱い
確率過程によるモデル
多重状態モデル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
18
ちら見でしたが、いやいや、この分野を専門にしなくてよかったな、と思うくらい数式の理解が難解でした。この内容を保険のセールスレディが理解しているのかな、というのが疑問として湧きあがりました。バスタブとか信頼性とかワイブルとか、人命もモノの品質と同じだな、と思うと、なんとなく虚しさを感じました。2014/06/22
YUKO
1
ゼミの教科書どうしようかと思いながら読んでました。2014/03/17
Chris
0
実務的というよりは理論的な本。決定論的なアプローチではなく、確率論的なアプローチで書かれている。利源分析などの実務のことも書かれていて読んでいて飽きはしないと思う。保険数学を学び始めの人にオススメ。 アクチュアリー試験対策というよりは保険数学の考え方を学ぶための本。2012/12/20