出版社内容情報
次々に新しい技術や薬が開発され,聞き慣れない言葉が飛びかう,がん医療最前線.正確な知識を持ってできるだけ多くの選択肢から自らの治療を選ぶことができるように,診断や治療法から副作用まで,第一人者がわかりやすく解説する.
内容説明
がん医療・治療の進歩は文字通り日進月歩だ。CT、MRIなどによる画像診断や腫瘍マーカーによる診断、患者さんにかかる負担が格段に少なくなった縮小手術や術後の日常生活に配慮した機能温存手術、そしてがん細胞に狙いをしぼった放射線療法や分子標的治療などの新しい抗がん剤治療、さらには細胞免疫療法や遺伝子治療など、次々に新しい技術や薬が開発されている。本書はもっとも新しいがん医療について、緩和ケア、がんの予防、また治療による副作用まで含めて包括的にわかりやすく解説し、正確な知識とできるだけ多くの選択肢をもって、患者さんや家族が治療を選択し、医療を受けることができるように十分な情報を提供する。国立がんセンター総長が懇切に書き下ろした「決定版」。
目次
1 がんとはどういう病気か―その理解の軌跡
2 がんの診断
3 手術療法
4 放射線療法
5 化学療法
6 細胞免疫療法
7 遺伝子治療
8 代替医療・代替療法
9 がんを抱えた人の苦痛の緩和
10 インフォームド・コンセント
11 がんの予防
12 がん検診
著者等紹介
垣添忠生[カキゾエタダオ]
1941年生まれ。1967年東京大学医学部卒業。1972年東京大学医学部泌尿器科文部教官助手。このころから膀胱がんの基礎研究に携わり、大学の勤務終了後、国立がんセンター研究所に通って研究を続ける。1975年から国立がんセンター病院に勤務。同センターの病院手術部長、病院長、中央病院長などを経て、2002年4月に総長に就任
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