出版社内容情報
現実の経済ではどのような資源配分が行なわれ,望ましい配分のためにどんな制度的仕組を設計するか.ミクロ経済学の基礎の確実な習得を目標に,双対性アプローチを活用し直観的理解を容易にした.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
14
ミクロ経済学の基本的な教科書。 基礎となる数学の文献も参考文献にあり。 生産者行動の理論と、消費者行動の理論がある。 商業・金融・流通の理論が弱いのかもしれない。 「モダン・エコノミックス」の第1巻にふさわしい内容。2019/08/04
葉
1
中級レベルの経済学書であると思う。シェパードの補題や双対性に関しては、性質の証明まで行っており、非常にわかりやすい。14章は不確実性について書かれており、NM効用関数などを示している。数学付録が非常にわかりやすく、図などを用いている。微分対数もしっかりしており、標準レベルの教科書だと感じた。数学嫌いには向いていないと思う。2013/04/25
焦げプリン
0
「少数の原理・定義と数学的操作によって得られる命題が現実を記述出来ているかの検証」の繰り返しという感じの本で巷に溢れる雑誌にありそうな経済コラムみたいなものより遥かに分かりやすかった。 ただ,その原理とかが多少恣意的だったり自明か怪しいものもあったりしたのでそこら辺の妥当性はもっと勉強しないと分からないのかなといった感じ。 2巻を読み進めると同時にこちらも再読して定着を図りたい。2013/12/27
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