出版社内容情報
12世紀における西欧の文化的興隆は,ビザンチン文化やイベリアのアラビア文明の摂取に多くを負っている.本書は,そこに継承されたギリシアの学問をラテン訳し発展させた実態を科学・哲学・文学にわたって検証する.
内容説明
地中海文明の周縁に位置していた西欧は十二世紀に至って文化的興隆を開始する。それには、この時期にビザンチン文化やイベリア半島のアラビア文明と出会い、そこに継承されて来たギリシアの学問を、ラテン語への翻訳活動を通じて摂取し発展させたことが大きく寄与している。本書はその実態を科学・哲学・文学にわたって検証する。
目次
第1講 十二世紀ルネサンスとは何か
第2講 十二世紀ルネサンスのルートと担い手
第3講 シャトル学派の自然学
第4章 シリア・ヘレニズムとアラビア・ルネサンス
第5講 アラビアから西欧へ
第6講 シチリアにおける科学ルネサンス
第7講 ロマンティック・ラブの成立




