出版社内容情報
中年論,老年論,そして子供論と,人の生き方について示唆を与え続ける心理臨床の第一人者が,全く新しい視点から意欲的に展開する青年論.青春とは,大人になることとは,人間的成長とは何かを巡る本格的考察.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
5
村上春樹、河合隼雄に会いに行く、でお二人の会話に出てきた、コミットメントとデタッチメントの話が自分としてはどうも理解が不十分だった気がしたのですが、この本を読んで少しわかったような気がしました。他にも三四郎やTSUGUMIなど、既読の書籍が例に挙げられていて、現在の青年が置かれている状況がとてもわかりやすく説明されていました。三四郎にも「羊」が出てきたことを、すっかり忘れてました。再読してみようかな。現実は一つの層でないという箇所は非常に納得し、遊びと聖に関する部分は、なるほどと思うことが多かったです。2018/09/23
Yuko
4
友人はこの本を読んで大きな影響を受けたという。“壁を越える、壁をぶち破る。それをしない限り本当の自分を生きることはできない。ブレイクスルー。内側のものを外に出す。内側と外側との間に橋をかける。自分の内側と外側、夢と現実、その境を取り払って生まれてきたものを差し出す。“ 個人的には、聖・俗・遊の円環構造と、その相互交流性・相互滲透性の考え方がとても興味深く、繋がりと断絶、多層的なリアリティを生きるということが響く。Synchronicity and Serendipityはこれからも大切にしたい。 2017/10/18




