岩波ブックレット<br> サンフランシスコ講和

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岩波ブックレット
サンフランシスコ講和

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000034418
  • NDC分類 319.1

出版社内容情報

今なお日本の国際関係のあり方を規定しているサンフランシスコ講和条約が,どのような意図のもとにつくりあげられたか,当時の米・ソ・英・中の動きや力関係をくわしくみながら掘りさげ,日本の現在・未来とのかかわりを考える.

内容説明

今なお日本の国際関係のあり方を規定のいるサンフランシスコ講和条約が、どのような意図のもとにつくりあげられたかが、当時の米ソ英中の動きや力関係をくわしくみながら掘りさげ、日本の現在・未来とのかかわりを考える。

目次

講和とは何か(単独講和と全面講和;サンフランシスコ講和への道程―第1次大戦まで;サンフランシスコ講和への道程―第2次大戦後)
「事実上の講和」(NSC13/2の成立;ドッジ・ラインと戦後保守体制)
朝鮮戦争と講和の準備(朝鮮戦争;急がれる講和;新たなる選択)
サンフランシスコ・ワシントン・東京(講和会議;安保条約と行政協定;単独講和その後)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

68
2016年809冊め。「講和の歴史を掘り下げることは、現状をみなおして、わが国の未来について考えることにただちに結びついている」と著者は指摘する。問題1.かつての侵略や植民地支配の生産の問題。問題2.日本が近隣諸国民に心から支持され、親善の実をあげることができるような、国づくりを行う問題。問題3.戦争の加害と被害、その後遺症などの実相を歴史的に追求し、関係諸国民のあいだで真理にそい、かつ互いに納得できる歴史像をきずきあげる。どれも当分達成できそうにない。2016/10/08

nobody

5
日本は、独立国ということになっているが、実は植民地、属国なのである。1952年4月28日に発効したのは平和条約と安保条約だけではない。3点セットである。ここにまず隠蔽がある。もう1つは何か。行政協定である。この中に合同委員会が規定されている。この合同委員会が今日まで日本の一切を取り決めているのは知る人ぞ知るところだ。これはタブーである。触れると鳩山由紀夫のように追い落とされることになる。「講和後もアメリカ占領軍が日本にいすわっているので、日本は実質的には独立したことにはならず、占領状態が継続されたままだ、2023/09/28

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