出版社内容情報
水道水の中に発がん物質が含まれている．トリハロメタンがその中心だ．経路は？ 規制と対策は？ 代替技術は？ 下水道の専門家が，水道水にとりくんだ初めての発表作．最新データで新しい問題提起と議論を展開．
内容説明
水道水の中に発がん物質が含まれている。トリハロメタンがその中心だ。どういう経路で入ってくるのか、規制と対策は？代替技術は？下水道の専門家が、水道水にとりくんだ初めての発表作。アメリカでの経験と研究をもとに、最新データをもって、新しい問題提起と議論を展開。
目次
１ 水道水の中の発ガン性物質
２ アメリカの規制と日本の規制
３ リスクと効用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
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2016年863冊め。1989年発行で、水道水中のクロロホルムやトリハロメタンが騒がれていた頃。この頃は研究者達も危険性やリスクがあるという側ではなく、安全性を強調して議論があまりなされていなかったらしい。現在とは制度も仕組みも違うので一概には言えないが、著者の指摘するように大学や研究者の背負う責任は大きい。2016/10/15
