出版社内容情報
サムライ・バンカーが国際市場を生き抜くためのグローバル・パスポート利子をとらない金融の仕組みとは? イスラム過激派・武装勢力の台頭、原油価格急落が引き起こす変化とは?世界的金融危機、アメリカ利上げ、中国ショック、日銀のマイナス金利をよそに成長を続ける独自の金融システムを、第一線で活躍中の国際金融マンが詳しく解説。
内容説明
利子をとらない金融の仕組みとは?原油価格急落、中東外交勢力図の新展開、武装勢力の台頭が起こす変化は?世界的金融危機、アメリカ利上げ、中国ショック、日銀のマイナス金利をよそに成長を続ける独自の金融システムを、第一線で活躍中の国際金融マンが詳しく解説。
目次
第1編 概要:イスラム金融とは何か(ハラル、シャリア、イスラム金融;世界の現状 ほか)
第2編 商品組成技術:利子をとらない金融の枠組みとその適用(利子の概念を用いない金融のフレームワーク;消品)
第3編 ニッポンのイスラム金融:グローバル競争のなかで(日本の取組み:これまでの発展;金融機関の現状 ほか)
第4編 実務上の諸問題:プロフェッショナル・サービスの活用法(法律面の取扱い方;会計面の取扱い方 ほか)
第5編 意義と展望:「事業本位の金融」がつくる国際金融秩序(イスラム金融の望む理念:事業を成長させる金融;油価下落・金融危機とイスラム金融の将来展望 ほか)
著者等紹介
吉田悦章[ヨシダエツアキ]
ハーバード大学留学後、一橋大学商学部卒業。京都大学博士(地域研究)。日本銀行にて、国際局、金融市場局、調査統計局等で国際金融市場分析や日本経済調査に従事。その後、国際協力銀行でイスラム金融等の国際業務戦略、アフリカ・中東政府向け融資、アジア・中東諸国のリスク分析等を担当。2008年に早稲田大学ファイナンス研究センター客員准教授に就任し、大学院ファイナンス研究科にてイスラム金融を講義。2015年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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