岩波ブックレット<br> 「獄中作家の日」トーク・イン国家秘密法〈2〉私たちの言論はまもられているか

岩波ブックレット
「獄中作家の日」トーク・イン国家秘密法〈2〉私たちの言論はまもられているか

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030717
  • NDC分類 326.81
  • Cコード C0336

出版社内容情報

世界中で言論ゆえに投獄されている〈獄中作家〉が三百余人もいる.日本で「国家秘密法」がつくられたらどうなるか.〈獄中作家の日〉トーク・インにかけつけた言論人29名が,「言論の自由なくして人権なし!」と訴える.

内容説明

世界中で言論ゆえに投獄されている〈獄中作家〉が三百余人もいる。日本で「国家秘密法」がつくられたらどうなるか。〈獄中作家の日〉トーク・インにかけつけた言論人29名がそれぞれの立場から訴える「言論の自由なくして人権なし!」と。

目次

「獄中作家の日」とは(早乙女貢)
「国家秘密法」とペンクラブ(遠藤周作)
305人の「獄中作家」(高田宏)
いまの日本言論界(三好徹)
悪用される可能性(辻井喬)
「隣組の歌」と「防謀音頭」(佐野洋)
苦しい体験(尾崎秀樹)
「言論の自由」という財産(井出孫六)
「初等科国史」(小中陽太郎)
新しい連帯としての想由(夏堀正元)
日本の報道は世界から孤立していく(吉田ルイ子)
ソウルの獄中作家たちのこと(袖井林二郎)
発禁の体験(金石範)
法廷メモをとらせないのは憲法違反(佐木隆三)
やりやすい政治では困る(眉村卓)
バード・ウォッチングと「国家秘密法」(加藤幸子)
怖かった話(俵萌子)
自分の問題として(矢崎泰久)
ブレイクの例(大江建三郎)
「非国民の子ども」(山崎朋子)
皮膚感覚として(北方譲三)
情感を残しつつ生きる(山川健一)
議論するなら情報公開とセットで(西木正明)
未決囚からの手紙(船戸与一)
ロックコンサートに警察が来た(生江有二)
発売禁止の理由(小室等)
しなやかで心強い発言の数かず(宇野淑子)
なぜ、このブックレットを?(森詠)

感想・レビュー

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扉のこちら側

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2016年842冊め。厳密な意味での獄中作家とは、ものを書く人がその言論の故に逮捕、投獄、監禁、流刑に処せられた時に呼ばれるもの。昭和天皇の容体が悪くなる中での自粛ムード、国家秘密法制定への議論の中での言論の自由を考えるイベントの記録。これだけの内容をトークイベントで話せる人たちには感心させられる。2016/10/12

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