出版社内容情報
雄弁家・哲学者としてのキケロは高い評価を恣にしている．政治家としてのキケロはそれほどでない．しかし，共和政末期の激動期に生きたキケロの生涯は，政治家の力量とは何か，指導者の条件とは何かと問いかけている．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モムゼン
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筆者のハビヒトは公平な意見者として、共和政ローマ末期の政治家としてのキケローを描く。キケロ―には熱狂的な支持者がいるだけに、彼を扱き下ろす論者も多い。塩見七生などもその類だとか。第一回三頭政治以降のキケロ―が政治家として活躍ないし能力を発揮したとは言い難いが、彼を人格非難をすることは許されない。
mosao82
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注釈が多くて読みにくいかな。 僕のローマ史レベルでは若干難しかった。2010/12/11
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- 和書
- 恋ひとすじに 双葉文庫
