世紀末の赤毛連盟 - 象徴としての髪

世紀末の赤毛連盟 - 象徴としての髪

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  • サイズ B6判/ページ数 325,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000029957
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0070

出版社内容情報

髪の毛が語ろうとしたものは何か。欧州精神史の隠れた水脈を鮮やかに描き出す力作評論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

11
個人の感想です:B。『赤毛のアン』読書会参考本。ホームズが名推理をする『赤毛連盟』はなぜ赤毛でなければならなかったのか、我々日本人から見るとわかりにくいが、この本のカラー口絵で見るとわかるが、赤毛へのある種の偏見が作用していることは確かだ。マリリン・モンローの金髪は「漂白したブロンド」だったとも死後言われるが、髪の色、化粧などが人のイメージを形作ってきた歴史が本書で語られる。大きめの明るいカラー口絵も豊富で(文中は白黒の挿画も多い)、理解しやすい本だった2023/12/07

saba

1
ラファエル前派についての本を読みたいなと思ったところ、まさかの自分の本棚にあったのを発見。おそらく題名が赤毛連盟だから買ったんだな。これはGJ私と言わざるを得ない、六本木にも早く行かねば。2013/01/04

澤水月

0
980304

ふぉしょん

0
描かれた赤毛の女性というと私がまっさきに思いつくのはクノップフかな。 シャーロック・ホームズの「赤毛連盟」が日本に最初に紹介されたときは「赤毛」ではなく「禿頭」に翻案されたという話がある。「赤毛」の人が当時置かれていた位置、そのニュアンスが日本ではわかりにくいだろうという紹介者の配慮だったらしい。 確かに、アシモフの短編なんか読んでいても、赤毛=癇癪持ち、わがまま、魔女的な魅力の持ち主というキャラクターイメージがみんなに共有されている描写にぶつかって「お!」と思ったりする。2025/09/21

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