出版社内容情報
私は医者として2つの幸運にめぐり合えた.1つは開業医の家にそだったこと.もう1つは育児書を書いたこと-大好きな映画の話や友人との交遊録など,市井人の視点で貫いた生涯を自らふり返る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
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死去2年まえの88歳ごろに書かれたエッセイと、著者死後の追悼文をまとめたもの。鶴見俊輔らの追悼文で、自伝には書かれていない、様々な社会的実践活動が言及されている。2016/08/11
のの。
1
松田翁の遺稿に老いを受け入れながらも自らを貫いた様子が見てとれ、感嘆しました。松田翁のアドバイスを直に受けて子育てできた時代が羨ましいです。松田スピリッツを受け継いだ方は現れないのかなあ……2009/07/30
FK
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思い返してみると、この松田道雄という人の影響を少なからず受けているのかもしれないと気が付いた。氏の著作を結構読んできているようなのだ。 『君たちの天分を生かそう』は中学生の頃に、そしていくつかの岩波新書は遅くとも高校時代からだろう。ただ最近は読んでなかった。それも仕方がない。氏は1998年に亡くなっているのだから。新著はないのだ。 杉田玄白が85歳で亡くなる前年に書いた『耄耋(ぼうてつ)独語』が紹介されている。老衰の有様を種々書いている。私にも該当するものがちらほら。(P.17) 2015/11/06
Fumfum
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清廉潔白な医師であった父親の姿を見て育ったことを幸運だったという松田道雄氏。自身も医師として、さらに自己の思いに忠実な道を歩んだ。しかし、意固地ではなく、自らの勉学に厳しく、自然に豊かに自らの知識を市井の人に分け与えた。彼のような生き方を貫けたことは、やはり幸運な事といえるだろう。羨ましく且つ尊敬したい。2011/06/22




