出版社内容情報
古代から中世へ,一大転換期を舞台にした思想のドラマ-4~6世紀のキリスト教教義論争史にわけいる.カルケドン公会議を中心に,時代を揺るがした流血の闘争から生まれた新しいアイデア,未知の価値とは何だったのか.
内容説明
古代から中世へ、一大転換期を舞台にした思想のドラマ―4~6世紀のキリスト教教義論争史にわけいる。カルケドン公会議を中心に、時代を揺るがした流血の闘争から生まれた新しいアイデア、未知の価値とは何だったのか。
目次
序章 カテゴリー
第1章 いくつかの日付
第2章 ヒュポスタシスとペルソナ
第3章 カルケドン公会議―ヨーロッパ思想の大いなる転換点
第4章 キリスト教的な存在概念の成熟
第5章 個の概念・個の存在
著者等紹介
坂口ふみ[サカグチフミ]
1933年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。ミュンヘン大学でPh.D.取得。東京大学、東北大学、清泉女学院大学を経て、東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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