湾岸戦争という転回点 - 動顛する日本政治

湾岸戦争という転回点 - 動顛する日本政治

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000026376
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本の政治と法,戦争観・平和観は未だ「湾岸後」の歪みの中にある.90~91年の湾岸危機・戦争において,日本政治はどのように右往左往したのか.当時オフレコだった発言をも駆使して,日本政治の転回点を検証する.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

省事

1
湾岸戦争時に朝日新聞編集委員だった著者が、自らや他記者の取材メモを元に、政府・与党中枢の意思決定プロセスを追ったもの。手嶋龍一『外交敗戦』などよりハイレベルの行動を追っている。戦争から十年弱が経っていたことから出せた取材メモも豊富に含まれており、当時の危機に動揺し続けた中枢の様子、特に海部総理の弱さがよく理解できる。著者は執筆当時の状況(日米新ガイドラインの策定)を把握するためにこれを執筆したと書いているが、そうした同時代的な問題意識と無関係に読む価値がある。2021/12/03

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