六世笑福亭松鶴はなし

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000025867
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

出版社内容情報

豪放磊落な「伝説」に隠された六代目松鶴の素顔とは? 共に四天王時代を築いた桂米朝・桂文枝・桂春団治ら松鶴ゆかりの五氏の証言により,知られざる実像を明らかにする(聞き手=笑福亭鶴瓶).年譜など資料も充実.

内容説明

名人気質の芸風、豪放磊落な性格で知られる六代目笑福亭松鶴。没後二〇年近くを経た今でも、その人と芸を懐かしむ声は高い。しかし、「松鶴伝説」の陰に隠れて、その実像は意外と知られていない。松鶴の芸に寄せる真摯な想いとは?上方落語復興における功績とは、どのようなものだったのか?本書では、共に上方落語の四天王時代を築いた桂米朝・桂文枝・桂春団治をはじめとするゆかりの深い五氏の証言により、その真の姿を明らかにする(聞き手=笑福亭鶴瓶)。

目次

1 桂春団治師に聞く(聞き手・笑福亭鶴瓶)
2 大阪の落語と噺家―笑福亭松鶴師に聞く(一)対談・笑福亭松鶴・香川登志緒
3 桂文枝師に聞く(聞き手・笑福亭鶴瓶)
4 『上方はなし』の時代―笑福亭松鶴・桂米朝(聞き手・三田純市)
5 桂米朝師に聞く(聞き手・笑福亭鶴瓶)
6 落語の芸―笑福亭松鶴師に聞く(二)対談・笑福亭松鶴・越智治雄
7 阪本俊夫さんに聞く(聞き手・笑福亭鶴瓶)
8 六代目笑福亭松鶴襲名披露口上
9 勝忠男松竹芸能社長に聞く(聞き手・笑福亭鶴瓶)
10 『天王寺詣り』笑福亭松鶴
資料

著者等紹介

戸田学[トダマナブ]
1963年、大阪府堺市生まれ。演芸研究家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kera1019

4
越智治雄さんとの対談で落語に出てくる酒について「らくだ」の紙屑屋や「市助酒」の酔い方の演じ分け、呼吸(いき)、カブセについて「次の御用日」や米朝師匠の「軒付け」「代書屋」の"いきづかい"で一人ひとりの持ち味があって同じ噺がやり手よって違う味わいが出るという芸談や定席に対する想いなど、上方落語に対する想いの強さが伝わってきます。何も考えてないようで考えがあって、考えてるようで考えてなくて、上方落語復活はシャイで人間が好きな松鶴師匠無しでは語れない。ホンマ、本音勝負の松鶴師匠の人徳ですね。2014/07/13

いこまる

1
凄い人やったんやな。2013/03/08

Kohichi Dohke

0
六代目松鶴について各人が語るインタビューなどを集めたもの。松竹の勝さんの話は聞きものです。お好きな方にはぜひどうぞ。2014/10/14

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