遊人の抒情 柏木如亭

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000023504
  • NDC分類 919.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

漢詩が大衆化・日本化した18世紀の漢詩壇にあって,遊歴生活のなかで詩作を続けた柏木如亭.そのデカダンな人生を跡付けながら,清新な抒情に満ちた彼の詩の魅力を,当時の詩壇状況を背景にしつつ浮彫りにする.

内容説明

前半生の遊蕩、後半生の漂泊、望郷の念にかられながらの客死…。放浪詩人柏木如亭の生涯をあとづけつつ、その詩の魅力を語る評伝風評論。遊里吉原と女、旅で訪れた信濃・越後・西国・東海道の各地、身近な食物などを題材に、江戸時代後期の漢詩の日本化を体現しつつ、時代からは隔絶した生き方をした詩人を考察する。

目次

序章 山外の遊人
第1章 詩人の誕生
第2章 遊冶と性霊
第3章 楽国放逐
第4章 十載の遊蹤わが画本
第5章 詩法転換
第6章 孤独(ヒトリッコ)の抒情
第7章 美味と旅の記憶
第8章 離群遠行を悔ゆ

感想・レビュー

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しずかな午後

10
自由奔放な生き様で知られる江戸後期の漢詩人・柏木如亭の評伝。大工の棟梁という安定した家業を捨て、詩人としての才能を頼りに諸国での遊歴をつづけた。壮年期以降は、かつての詩人仲間が江戸で華やかな生活をしていた一方、如亭は未だに困窮のなかにあった。その姿には悲哀が滲むが、孤高のダンディズムとカリスマによって人々を惹きつけた。美食と女に目がなく、いつも流行のファッションで身を包んでいた放蕩児としての側面と、きわめて厳格な方法論を持ち、多くの清新な詩を生み出した詩人としての側面。如亭の持つその二面性が面白い。2024/02/09

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