内容説明
“タケシウチノスクネ”とは実在したのか?何者だったのか?神功皇后「三韓征伐」の進言者?古代豪族の始祖?渡来人の指導者?狗奴国陣営の海路の支配?古代史最大の謎を解く鍵は「ウチ」にある!地名、巴形銅器・筒形銅器、古墳、海路と水運etc.…の分析から、壮大なスケールと緻密な考証で謎の正体に迫る、初めての画期的な論考。
目次
第1章 「四つの顔」をもつ武内宿禰の本性を探る
第2章 浅草を開拓した土師氏と「聖なる水」
第3章 「水の力」と「命」をかたどった渦巻き
第4章 瀬戸内海の「住吉の航路」と「紀氏の航路」
第5章 金官加羅と結びついていた「政権交替」の構図
第6章 「武内宿禰系の血筋」とは何なのか?
著者等紹介
藤井耕一郎[フジイコウイチロウ]
1952年、北海道生まれ。編集者、予備校講師などを経て、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。