出版社内容情報
人は過去を振り返ったとき,何を見るのか.何を悔い,何を悔やまないのか.すべては,未来へ向かうかけがえのない過去であり,清算を待つ過去である.20数年,貧困・難民地帯を歩き,語り続けてきた著者の総決算.
内容説明
人は過去を振り返ったとき、何を見るのか。うやむやにごまかした過去なのか、正直にさらけだした過去なのか。すべては、未来へ向かうかけがえのない過去であり、清算を待つ過去である。
目次
わかれ道
「武器」―コソボ・サラエボ感慨
再び国境線上で―コソボ戦争終結前後
希望のコンピューター―アルバニア内コソボ難民キャンプ
美しきマケドニア
ともし灯―ベツレヘム・ベビイホスピタル
食べさせる―WFP
もう一枚の世界地図
妻子は乞う、乞う
閑を与えよ
未来からの過去
著者等紹介
犬養道子[イヌカイミチコ]
1921年東京生まれ。48年より欧米の大学で哲学・聖書学などを学ぶ。その後ヨーロッパ各国に滞在。「みどり一本」運動の提唱・実践、「犬養基金」の創設など、アジア・アフリカ・ヨーロッパの難民救済のために精力的な活動を続けている。著書多数
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