丸山眞男回顧談〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000021685
  • NDC分類 311.21
  • Cコード C0031

内容説明

自らが語りおろす、丸山眞男とその時代。上巻は生い立ちから敗戦前後まで。

目次

1 はじめに―敗戦前後
2 府立一中のころ
3 一高時代
4 読書・映画・音楽
5 東大で学ぶ
6 東大で学ぶ(続)
7 ファシズムの時代の大学と知識人
8 助手として
9 歴史主義と相対主義の問題
10 自由主義と自由主義批判
11 戦中から戦後へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズツキ

6
最近になって文庫落ちしたけども、あえての単行本読みじゃい! と息巻いて特攻。同僚や友達や後輩に有名人の名前が頻繁に出てきて面白い。やはり昭和初期の日本の学問というのはなかなか高度だねぇ。憲法制定の裏話とか政治史的に見逃せない記述多々あり。2016/09/10

Haruka Fukuhara

3
学部以来久々に読み返してみたけど、やっぱりよく勉強してて面白い。ただ感性はそこまで惹かれないかもしれない。それも前と同じ。2017/02/21

Hideki Ando

2
丸山真男集や座談,書簡集,講義録の後に,一連の流れについて,後から抑えておくのにちょうどよい印象。古本屋で買ったが,文庫になっていたのを知らなった。2021/05/23

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

0
全集や座談に切れ切れにある丸山の自分語りがまとまってるのは素晴らしいな。丸山を考えるときの史料的価値もそうだけど、読み物としても面白い。特に「歴史主義と相対主義の問題について」のところ。それが実際にどういう形で丸山思想史・政治学に反映しているのかはまた別に検討しないといけないけど、総じて、新カント派やマルクス主義の評価を丸山自身が語っている所は興味深かった。そして何より収穫だったのは、p302ですよ。東大の憲法調査委員会の史料って存在するのかっていう。果たしてその史料を閲覧出来るのか、それが問題だ。2013/01/02

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