法の精神〈中巻〉

モンテスキュー【著】〈Ｍｏｎｔｅｓｑｕｉｅｕ，Ｃｈａｒｌｅｓ Ｌｏｕｉｓ ｄｅ Ｓｅｃｏｎｄａｔ〉/野田 良之/稲本 洋之助/上原 行雄/田中 治男/三辺 博之/横田地 弘【訳】

岩波書店（1987/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 318p／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784000020800
• NDC分類 321.1

出版社内容情報

三権分立論で有名な『法の精神』は，近年，法社会学，比較法学，法史学の先駆的業績としても注目を浴びている．法と社会の多角的分析や異文化間の相互理解に貴重な示唆を与える書でもある．初の完訳決定版．

目次

第３部　（風土の性質との関係における法律について；私有奴隷制の法律はいかに風土の性質と関係しているか；家内奴隷制の法律はいかに風土の性質と関係しているか；政治的隷属の諸法律はいかに風土の性質と関係しているか；土地の性質との関係における法律について；国民の一般精神、習俗および生活様式を形成する諸原理との関係における法律について）
第４部　（その本性およびその諸様態において考察された商業との関係における法律について；世界の中でのその変遷において考察された商業との関係における法律について；貨幣の使用との関係における法律について；住民の数との関係における法律について）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へたれのけい]

ＪＪルソーなら非文学作品である論文などでも情念を揺さぶる文章で読者を酔わせる。対して、この著作は知的客観的記述に終始する（多少の例外はある）。なもので正直、途中で飽きてしまうのだが、半分意地でよんでいる。あとは下巻のみ。なんとか読了できるかも。←でも、ここまで読んでいるのは、楽しんでいる証しでもあるなぁ。

2017/03/04