「表現の自由」を求めて―アメリカにおける権利獲得の軌跡

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「表現の自由」を求めて―アメリカにおける権利獲得の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 348,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000019217
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0032

出版社内容情報

「表現の自由」とはお上から賦与されるものではない.本書はアメリカ史において,「自由」を求めて苦闘を続けてきた人々の姿を掘り起こし,主要な裁判の考察を通じて「自由」観の変遷,相剋を活き活きと描き出す渾身の労作.

内容説明

「表現の自由」という概念はいかに形成されてきたのか。アメリカ史において、「自由」を求めて苦闘を続けてきた人々の姿を掘り起こし、主要な裁判の考察を通じて「自由」観の変遷、相剋を活き活きと描き出す。「表現の自由」をめぐって錯綜した状況が続く日本の現在を考察する上でも、多くの示唆を投げかける。

目次

第1章 ゼンガー裁判の歴史的意義(植民地期)
第2章 権利章典、合衆国憲法と表現の自由(独立初期)
第3章 州における言論規制(一九世紀前半)
第4章 南北戦争下の抑圧と各種の表現規制
第5章 国家確立期における自由観の相剋(一九世紀末)
第6章 表現の自由の本格的展開(第一次、二次大戦期)
第7章 マッカーシズムという嵐(戦後初期)
第8章 ウォレン裁判所の挑戦(一九六〇年代)
第9章 バーガー裁判所の性格をめぐって(一九七〇年代)
第10章 現代の諸相

著者等紹介

奥平康弘[オクダイラヤスヒロ]
1929年、函館に生れる。東京大学法学部卒業、東京大学社会科学研究所教授、国際基督教大学教授等を経て、東京大学名誉教授。憲法学者として表現の自由をめぐる諸問題に、絶えず鋭い問題提起を行ってきた。「九条の会」呼びかけ人の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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むっち

1
奥平先生の本を、一冊まるまる通読するのは、たぶん35年ぶりで、まだ70年代だ。そのときは、新書版のうすい本で「思想の自由市場」という言葉がとても印象に残りアメリカ最高裁がとても進歩的で拡張高く感じた。しかし、この本で、一見、理論的で強い信念に基づいて判断されているように思っていたアメリカ最高裁は進歩的でもなく、司法積極主義でもなく、むしろ保守的で日和見主義なんだという印象に変わる。ただ権利は先人の闘いのつみ重ねの結晶なのだとか「権利は不断の努力によって守られる」という命題が強く心に残る。アメリカだって日本2014/11/03

check mate

0
植民地時代か現代に至るまでのアメリカ憲法の歴史を概観する。読み物としても極めて面白い。アメリカ憲法史の負の側面にも眼差しを向けており、数多の出羽守たちから一線を画す。2016/07/29

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